タリアータとローストビーフの違いって?

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タリアータとローストビーフの違いって?

コラム

2022/11/15 タリアータとローストビーフの違いって?

タリアータとローストビーフは、どちらも牛の塊肉を焼いた料理です。
「似ているけど何が違うの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、タリアータとローストビーフの違いについてご紹介します。

タリアータとローストビーフの違い

タリアータ

タリアータは、イタリアのトスカーナ地方の郷土料理です。
ブロック状の牛肉を焼いて薄くスライスし野菜やチーズと合わせる料理で、チーズにはパルミジャーノ・レッジャーノを使います。

野菜には特に決まりはないので、旬の野菜を使うことが多いです。
また、バルサミコ酢を使ったソースをかけて食べることも多くあります。
お肉を焼く時には、中まで火を通さず、生に近い状態で食べるのでお肉の味を堪能することができますよ。
ここにローストビーフとの違いがあります。

ローストビーフ

伝統的なイギリス料理の1つで、グレイビー・ソースをかけて食べるのが一般的。
塩やスパイスで味付けたブロック状の牛肉をオーブンなどで焼いて、薄くスライスした料理です。
使用するお肉は、モモ肉など、脂肪分の少ない部位が適していて、ホールラディッシュやクレソンを添えます。

先ほどのタリアータとは異なり、ローストビーフは中まで加熱する料理です。
このときの色味は「ロゼ」といって、赤より淡い色になります。
イギリス料理なので、サンドイッチの具材としても用いられることもありますよ。

まとめ

タリアータもローストビーフも「ブロック状のお肉を調理し、薄くスライスをする」という点は同じです。
違うところは「焼き加減」と「発祥の地」になります。
タリアータは生に近いお肉を楽しむもので、イタリアから生まれた料理です。

ローストビーフはよく過熱し、ロゼ色になったお肉をいただくもので、イギリスで生まれた料理になります。
地域によってソースや添える野菜などにも違いがあるところも、おもしろいですね。
当店では、和牛もも肉のタリアータを提供しております。
お肉の味を堪能することができるタリアータをぜひ、ご堪能ください。

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