今では、『りくりゅうペア』と聞くだけで、それが誰でどういう人物なのかは語る必要はないですね。
『りくりゅうペア』という言葉が、流行語大賞に・・・と思うのは私だけ?
あらためて紹介すると、今年行われたミラノ・コルチナオリンピックのフィギュアペア競技で金メダルに輝いた三浦璃来(みうら りく)さんと木原龍一(きはら りゅういち)さん、通称『りくりゅうペア』。
輝かしき功績を残し、惜しまれながら引退を表明した『りくりゅうペア』ですが、その引退会見が行われ、今まで言えなかったことや、今までのことを語ってくれました。
引退会見から見る、今までの『りくりゅうペア』、そして今後の『りくりゅうペア』を私見を含め書いてみました。
りくりゅうペア引退会見登場はいきなり涙

引退会見に臨んだ二人の姿は、三浦璃来さんが真っ白のスーツ、木原龍一さんがブラウングレーの渋めのスーツに身を固め(こんな場では当たり前でしょが)登場でした。
普段メディアに登場するときは、メダルを首にかけジャージ姿が多かっただけに新鮮であったと同時に、凄くよく似合っていたのが印象的でした。
司会がまず最初にと二人に挨拶を求めて、三浦璃来さんが用意していたであろうと思われる言葉を語り始めた途端、隣ですでに泣いている木原龍一さんがいました。
それだけ今まで積み上げてきた思いがあったことは想像できます。
以下、記者会見のやり取りを書いていきますが、一言一句そのままではないことをご了承ください。
冒頭のあいさつでは
最初に書いたように、三浦璃来さんが挨拶を始めると、すでに隣で木原龍一さんが泣いており、「泣かないで」と三浦璃来さんが声をかけるシーンがありました。
内容的には二人とも、「ここまで来れたのは、今まで支えてくださった方にのおかげで、感謝しかない」ということでした。
引退はいつ頃決めたのか
引退については、昨シーズンくらいからほぼ決めていたようで、そのつもりで今シーズンに向けての振り付け等をお願いし、コーチングをしてもらいながらの日々の練習に励んでいたようです。
ただ、オリンピックショートプログラムでミスし、5位にとどまってしまった時には「あと4年やるか」みたな言葉はあったと。
しかし、フリープログラムでは完璧な演技を披露し、見事歴代最高得点をたたき出し、金メダルに輝きました。
このショートのミスから立ち直るのには、三浦璃来さんの支えが大きかったことはすでに有名ですね。
結果、
「すべてを出し切ることが出来た」
と引退を決意したものと思われます。
引退後の道は
引退後は、プロスケーターとして、アイスショーの出演やコーチとして後進の指導にあたるという言葉が聞かれました。
なので、今度はプロとして活動するために、やはり体づくりも必要になるので、気の抜けない毎日が存在することでしょう。
それにコーチになるためには、今年から資格が必要になったということで、その資格を取得してからということになると、少し時間は必要になるのではということでした。
在籍している木下グループの木下社長からも、『りくりゅうアカデミー』のような構想もあるみたいで、日本をペア大国にしたいと野望を抱いているようです。
三浦璃来さんも「自分たちが育てた生徒たちが表彰台を独占できるような日が来たら嬉しい」と、こちらも壮大な野望であり、コーチなら当然描く夢でしょう。
引退会見を見て感じたこと
私見が多いと思うので、そのつもりでお読みください。
全体的には、「競技に関してはやり切った、悔いはない。今後はプロとしてフィギュアスケートをもっと広めたい。特にペア競技をもっともっと広めたい」という気持ちが強いという印象です。
そのために、何をするかを、まだまだ模索状態なのでしょうが、自分たちが今まで学んできたことを後進に伝えることや、今までは海外でないと活動がしにくかったことを、もっとペア競技を身近にしたいという気持ちが強いようです。
あと、話す姿が、常にお互いを気遣っていることが伝わってきて、信頼関係の強さが感じられる会見でした。
実際「現役生活を一言で表すと?」という質問に、二人とも「努力」という言葉を挙げ(いろんな意味で)努力する姿はお互い見てきていて、それがお互いの絶大なる信頼を得られたということです。
そうなるために『妥協』という言葉は削除されていたようです。
今までのインタビューの時もそうでしたが、今日の会見でも、二人が顔を見合わすシーンが多々見られ、言葉のひとつひとつも発言前に確かめ合うような、そんなことでも信頼し気遣いしているのがわかりました。
まとめ
りくりゅうペアの引退会見は、いきなり木原龍一さんの涙から始まり、しかし、りくりゅうペアらしい爽やかな引退会見でした。
オリンピックで金メダルを手にするまでには、二人の想像を絶する努力はここでは語れないくらいのものがあります。
そして、周りのサポートがあったからこそ、その頂上にたどり着けたのであって、周りへの感謝は忘れない。
引退は、昨シーズンからほぼ決めており、最後のシーズンに全力で臨み見事金メダルに輝きました。
引退後は、プロとしての活動や指導者への道を模索している。
日本ではフィギュアペア競技というのは、世界の壁は厚かったのですが、『りくりゅうペア』によって日本も世界に通用することが証明されました。
今度はプロとして、指導者として、世界一を目指していただきたいものです。

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